※性描写が含まれます。18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。露骨な言葉も出てくるので苦手な方もご注意。身も心も18歳以上の方はスクロール。























「あ、」

 掠れた、柳生の声はひどくえろい。
 俺はいつだってその声に夢中だ。だって夢中にならないはずが無い。違う?答えは違わない、イエス以外に無い。
 窓の外ではまだ太陽が燦々と輝いていた。カーテンなんて閉めていないから、陽光は真っ直ぐにベッドへと降り注いでいる。白いシーツの上で、揺れる、白い肢体。涙を堪えるようにきつく目を瞑っているけれど、敢え無く零れた一滴が陽光に反射して煌く。それ以上に多分、見上げた柳生の髪が、きらきらと、眩しい。
 貴方はこんな太陽が明るい昼間の内から何をするんですか不潔ですと、今現在俺の腹の上に手を突いて懸命に腰を振っている眼鏡をかけた清楚で純粋な紳士様は一番最初、今日部屋に入るなり強引に顎を捉えて噛み付くようにキスをした俺に言った。ただ舌を入れてちょっと舌に絡めて咥内を舐めただけなのに。俺の腹の上で握り締められた手が、ふるふると震えている。色素の薄い睫毛も震えて、睫毛と同じ色をした細くて猫の毛みたいな髪も揺れて、あ、あ、と断続的な喘ぎ声ばかりでもう言葉を紡げなくなってしまったかのような濡れた赤い唇は薄く開いて。これのどこが紳士なんじゃ、と思う。上下する胸の二つの突起は俺が散々舐めて噛んでやったからてらてらと濡れて赤く尖りきっていて本当に。

「淫乱」

 吐き捨てるように言えば柳生は泣きそうな顔で俺を見る。しかし俺を映す目の中には確かに情欲と悦楽が潜んでいて寧ろ言葉で汚される事を悦んでいるように見える。その証拠に、だらり、とまた柳生のちんこの先端から透明な液が零れた。俺はそれを指で掬うと柳生の白い肌、俺の腰の横へすらりと伸びている太腿へと擦り付ければ止めてください、と細い声が頭上から降ってくる。けれど今日の俺は止めるつもりは更々無くて、それ以上に恥ずかしがって泣いている柳生を見たくて取り敢えず言葉で苛めてやることに決めた。

「なあ、真ッ昼間から……あんあん啼いてんのは誰じゃ?」

 不潔、ちゅーたんは誰やっけ、と呟いて完全に勃起し先走りを間断無く零したままの性器の先端を指でぐり、と引っ掻けば悲鳴に近い声を上げて柳生は目を開いたそこから零れる涙がまたきらりと光る。柳生は倒れてしまいそうになるのを、必死に堪えているようで動く度に俺のちんこが奥を掠めるのが堪らなく良いらしくて、声を上げる。結局我慢が出来なくなってしまった俺は柳生の、男にしては細い腰を掴んで、ぐう、と突き上げた。自分で落とすよりも、もっと深い場所へ、突っ込む。ぐちゃり、と結合部からは音がして柳生は僅かに残った羞恥心か理性からか一瞬、俺の方へと批難の眼差しを向けるがそんなものに構っていられるほど俺にも余裕なんて無いのだ。だって柳生が、俺を呼んでいる。いや、とかやめ、とかそんな制止の声は全部いい、とかきて、とかそんな催促の声の裏返しだと知っているし何より、上の口よりもずっと雄弁な下の口は俺をきつく締め付けて堪らなく気持ちいい。

「あああっ、や、あ……に、お…くん…っ」

 頭を振り乱して柳生は啼いた。
 もう限界が近いのだろうけれど俺はまだ許してやるつもりは無い。今日はそんな気分だった。屈服させて乱れさせて我を忘れるまでぐちゃぐちゃに、柳生を汚してやりたかった。だからまだ、理性やら羞恥心が残っているならばそれすら粉々に砕けるまでやるだけだ。

「ん、っ……ほら、柳生」

 もっと、( 俺に )溺れてみんしゃい。





腹上で溺死

08.05.10 H